衣斐 明
平成17年3月 朝日大学歯学部卒業 歯科医師免許取得
平成17年4月 青葉第2歯科入社
平成19年4月 名取デンタルクリニック医局長就任
平成22年 医療法人盛真会理事長就任
平成23年(株)ゼネラルスタッフ第2代表取締役就任
平成30年 医療法人盛真会理事長、(株)ゼネラルスタッフ第2代表取締役退任
この度、仙台市太白区富沢の歯医者 富沢西EBデンタルクリニックを開設させて頂き、多くの患者様に来て頂き、心より感謝申し上げます。
4年が経ち、ようやく人材の芽が、少しずつ、出てきて、少しずつレベルが上がってきたを思います。正直、開業当初、人が辞め、また採用の繰り返しでした。自分自身、人が辞める事で、周りの目が気になり、また、クリニックを存続させる為、教育への妥協、または、面談によるフォローを繰り返しながら、多様な価値観を認め、許容できるクリニックにするため、他人への批評や批判、また、愚痴など、ネガティブな言動による他人への悪影響を及ぼす行動への教育、また、目先の結果を求め、周りに認めてもらいたい欲求が強い、今の若い世代の弱点を彼らの、敏感な正義感や感性、また、任せた時の自主性を持ってより良い行動ができる長所に、どう変換するか、苦しい時期が、続きました。自分は、クリニックを本当の意味の優しいクリニックにしたいと思います。患者様のために、痛みや経済性、時間的余裕、通いやすさ、また、多様で、最先端な治療レパートリーを提供でき、働く人間が、先生、スタッフ全員が、相手の心への配慮をし、他の業界にも胸が張れる待遇を作れるクリニックにしたいと思います。
改めて、自分の紹介をさせて頂きたく思います。
昭和53年9月30日、岐阜県大垣市に、生まれました。親父は、薬剤師をやっており、プロパー(薬メーカーの営業)の仕事で、全国転々と転勤していました。仙台にも、貝ヶ森で、小学生を過ごしました。公立の高校受験、大学の医学部受験を失敗し、失敗だらけの青年期でした。
親父が、医療関係者だったこともあり、何となく、実家(岐阜)から、自転車で通える朝日大学に、入学しました(恥ずかしながら)。自分の頃は、コンビニより、歯医者が多いと言われていた時代で、危機感を植え付けられた学生時代でした。自分の頃は、研修医という制度がなく、とにかく、患者様を診させて頂ける環境を探して、幼少期に過ごした仙台の地の徳真会に、入社しました。徳真会では、創業者の松村理事長に出会い、様々な勉強をさせて頂きました。自分としては、自分の人生で、一番影響を受け、勉強させて頂いた先生でした。松村理事長には、国家観や外貨を獲得できる歯科業態を目指す姿勢、大きな視点で、物事を考える事を学びました。物事を成し遂げた方には、必ず賛否があると思いますが、背伸びして、自分が至らなくて、そのレベルになくても、国家観(どんな考え方でも)や歯科界の事(色々な考え方)を考え、行動する事は、今の時代、日本に欠けている事だと思います。自分は、今、個人開業をさせて頂き、小さな事を積み重ね、一から作り出す仕事をさせて頂いていますが、上手くいかなくても、国家観や歯科界への貢献を心の奥底に志し、現実と向き合いながら、一人でも多くの患者様に、ファンになって貰えるようなクリニックを作りたいと思います。
歯科矯正を15年以上教えて頂き、親父のように相談させて頂いた日本歯科矯正学会の終身指導医の山田勲先生、インプラントのみならず、レベルの違う歯科治療を教えてくださった昭和大学インプラントセンター長の宗像先生、また、母校のインプラントの教授で、グループのインプラントコースを立ち上げに尽力頂いた永原教授、歯科衛生の裾野を広げる為、奨学金制度や教育に協力いただいた横山先生はじめ、多くの一流の方々に支えられ、学ばさせて頂き、改めて感謝すると共に、良いクリニックを時間が掛かると思いますが、作り上げたいと思います。
自分も、45歳になり、本当に、様々な経験をさせて頂いたことを社会への還元、業界への還元、若い先生やスタッフへの教育への投資に、力を割きたいと思います。ただ、恥ずかしながら、仕事一辺倒だった人生を見直し、生活バランスを整え、自分の心の豊かさを充実させれるよう、考え方を変え、地域に皆様に愛されるクリニックを作り上げたいと思います。
衣斐 明
石井先生の紹介
024年9月より当院にて、診療を行っております。私が日々の診療で大切にしていることは、皆さんが抱えている「不安」や「恐れ」に寄り添うことです。
痛みは、虫歯や歯周病による直接的な痛みだけではなく、心理的な痛みからも生じます。この苦しみがいつまで続くのかといった「不安」、はじめての環境で、はじめて歯科医師に出会う際の「恐れ」、皆さんもその様な、痛みの経験がお有りではないでしょうか。
これから歯科に通うことを迷っている方、どんなに些細な希望や目標でも、私は全力で皆さんをサポート致します。皆さんのこうなれたら良いなをご相談下さい。
また、同様にお子さんの治療に際しても、「不安」や「恐れ」に対する配慮を最も重視しております。保護者の皆さんが、お忙しいなか、なんとか時間をつくり、お子さんをつれて来られたことは承知しております。だからこそ、お子さんにとって歯科医院がネガティブな体験とならないよう、小さな成功体験の積み重ねから、自立して歯磨きが行える大人に育つよう、お手伝いをさせて頂きます。
私の略歴として、歯科医師である父に影響をうけ、2018年に岩手医科大学を卒業しました。現在に至るまで岩手県、秋田県を中心に診療を行い、多くの方々の支えもあって、研鑽を積むとともに、自らの目指していく診療のかたちを明確にすることができました。様々な体験から、気づきを与えてもらえたこと、この東北の地での経験は私の糧となっております。今後は、富沢西EBデンタルクリニックを通して、私が受けた恩を、次の世代へと送っていけるよう、歯科医師として、1人の人間として、取り組んでいきたいと思っています。
石井偉士